オフ大会の観戦は面白い。を伝えたい。

 

 

 

このポスト、140文字では綴りきれない思いがグチャグチャに詰まっているので掘り下げときます。

 

『オフライン大会の現地観戦はガチで熱いと思うし、これからもっと楽しくする。』

 

結論、僕が伝えたいことはこれに尽きます。あとは補足とか蛇足とか。

結構ハッキリめに書きます。

 

ポケモンオフ、盛り上がってきてるよね

近年、有志コミュニティの努力により、オフライン大会のライブ配信が多く行われるようになりました。大手インフルエンサーや有名強者の力もありその文化は少しずつ、確実に定着して来ているでしょう。

現地に行けずとも手軽に対戦を見れるなんて、ライブ配信は実に素晴らしい。

僕自身は配信者であり、大会運営もオンライン大会が最初であったため、ライブ配信の重要性や面白さは十分理解しているつもりです。

ただ今回フォーカスする内容はライブ配信と現地観戦とで得られる体験は別物であるということです。

それぞれを体感した上で、上手く各々のポケモンライフに当てはめて楽しんで欲しい。そしてその感動を共有できるコミュニティにしたい。

 

オフ観戦する習慣を作ってみたい

元来、オフ会やポケモンサークル、またはレーティングの代替として定着していったポケモンオフ文化では、見学者にリソースを多く割く大会は限られていました。(というか見学にまで割けるリソースがないorイベントの意向的に見学がNG)

 

筆者の記憶ですと、近年ではポケリーグが現地観戦に寄り沿った取り組みをしていたはずですが、それは大会と同時に有名インフルエンサーのファンミーティングという要素も取り入れられていた事もありますゆえ、一般的な対戦オフで行われている所は多くなかったはずです。

 

そもそも開催する目的がオフや主催ごとに異なることから『現地観戦勢』を生み出すための工夫や取り組みについてはあまり講じられなかったのだと思います。

 

 

自分の実体験を元に工夫をしたい

僕自身はオフ大会の観戦をするのが好きな人間の1人です。昔は正直嫌いでしたけどね。元々僕はプレイヤー的思考を併せ持つ人間です。

 

『自分が出てない決勝トーナメントとか、悔しさが勝ってとても観戦するとかいう気分にはなれない。遠くから来てる人達もいる訳だし、予選落ちたんなら切り替えて早めに呑みいこーぜ🍻』

そう思ってた。あれを体験するまで。

 

ある時、某大型大会のとある回に参加し、めずらし〜く予選落ち(盛りすぎんちゅ)した僕は相当気分が落ち込んでいました。

周りの人間に何を話しかけられても空返事(指摘されて気付いた)で完全に負け鬱。会場に残っていた目的も、以前お世話になった人にご挨拶したかったというだけでした。

 

『自分が負けた時こそ勝っているプレイヤーから学べ。』そういう考えもあるでしょう。でも正論だけで生きていけるほど人間って強度ある訳ないんすよ。時には感情的になるのが魅力的な人間なんですわ(⌒,_ゝ⌒)←

 

しかし、そんな負の感情も決勝トーナメントの開幕と同時に霧散することとなりました。

会場には歴代で最も威厳高い、カロス地方ポケモンリーグのBGM。最高に極まったステージに上がる強者たち。それぞれが勝つ為に貪欲にベストを尽くす。

 

そこには『僕らをドキドキワクワクさせる言語化不可能なもの』が確かにありました。

僕はよくこれを熱と呼びます。(イテテ)

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また残念ながら、この熱は現地の観戦でしか味わえないものです。サッカーや野球観戦でもスタジアムまで足を運ぶ人は多いと思いますが、これも似たようなものだと思います。僕が元々スポーツ出身ということもあり、競技的なものを好きになりやすい傾向があるのかもしれませんが、僕はこの熱の虜になりました。

 

当日会場に足を運び、これを体感出来た人は相当ラッキーです。

 

惜しむべくはこの界隈の見学枠で来る人間にこの熱が伝わりきってない人間が…正直かなり散見されたこと。これに尽きます。

友人と談笑しながらお土産のお菓子を広げてお茶会を始めたり、スマホでユナイト(実質別ゲー)の配信を見始めたり。

"いま目の前で行われている大会を観戦しにきた"という姿勢とは思えなかった。とても選手や大会に対するリスペクトがあるとは言い難い。インフルエンサーのファンミ目的で来る人も多いせいか、肝心の大会シーンにそこまで興味がない人もいるんだろうと思います。

 

これはそういう行為が悪いからやるなって言いたい訳ではなく、

大会設計、導線の作り方など運営や未発達なポケモン対戦コミュニティそのものが課題として受け止める点だと思います。

再三言いますが、決してそういう行いを非難したりとか、評論家面してモラルを諭したい意図はありません。もし仮に出くわしたとしても注意したり、毛嫌いするのは辞めてください。その人達も、ポケットモンスターを介して何かを楽しみに来てくれた同志です。

会場が1つ1つの対戦に一喜一憂する一体感、それを作り誘導するのは運営サイドの取り組みです。

 

幸いコミュニティ運営をする側の人間でもあるため、自身のオフを継続するならこれが変わるような、対戦の熱を伝播させる工夫を施すのが課題の1つだと思っていました。

 

しかし当時のさざなみオフは生まれて間もない新規オフだったため、この界隈そのものが課題としている点に真っ向から向き合うことは不可能でした。

対戦オフとして始めたものなので、それよりもまず優先すべきは現地で対戦してくれる人の体験です。対戦にくる参加者を満足させられない内にそのような取り組みへ着手するのは、参加者に対して大変不義理であるとさざなみは考えています。

現地のプレイヤーが満足してくれる環境と実績を作ってから、やっと次のステージへ移ることが出来ます。

 

第3回さざなみオフが終わり、会場で宣言された通り運営組織が解体され、一人ぼっちになった僕はずっと考えてました。

 

ある程度のパワーを持つコミュニティにはなったけど、本当にこれでさざなみが掲げたゴールは達成できるの?

このままでも継続することは可能だし大きくなるとは思うけど、界隈の一角を担って牽引できるようなコミュニティにはならんくない?おままごとやるためにYoutube活動まで休止してオフ出てきた訳じゃねーぞ?

 

そんな葛藤に数日悩んでいるとき、何やら吉報が入りました。

もう一度、運営基盤を作り直して、僕がメスを入れたい課題と向き合えるチャンスが来たのです。

 

そしてタイトルに戻る

 

このままオフの見学枠を増やしても何も変わらない。ポケモン対戦を普段しない人でも、観戦する素晴らしさに気付けるような工夫をしなければ。そして出来るならポケモン対戦を観るという目的の元で来てほしい。

界隈のインフルエンサーを呼べば人は来るだろう。しかしそれだけではダメなんだ。さざなみオフが対戦そのものを本気で盛り上げようとしていることに気づいてもらうには、インフルエンサーや有名強者との会合だけでなく、対戦そのものをより面白く、熱く、楽しんでもらわなければいけないんだ。

無論そればかりに気を取られ、主役となる対戦参加者の体験が損なわれてしまうのは論外。あくまでも主役は対戦枠の参加者。書いててアホらしくなる程のこんな無理難題クリアできる人がいるのだろうか。

 

そして繋がった第4回さざなみオフ。

第3回さざなみオフまでの間で見学に来てくれた人達にも、いずれもっと観戦者の体験がより良くなるものにするから。また、ぜひ見に来てくださいね。って言ってきた。

今まで向き合えなかった課題と向き合っていく。これがスタートライン。

 

 

僕らがいま用意できる

最高の会場で最高のキャスター達がサポートする。

 

"新たなポケモン対戦の楽しみ方"

 

この波は小さな小さなさざ波から、いずれ界隈を揺るがす大波となるはずです。

新たな挑戦の第一歩となるさざなみをぜひ会場でご賞味ください。

↓大会要項
【対戦オフ】第4回さざなみオフ開催のお知らせ - さざなみ運営 (hatenablog.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕こんなにハードルぶち上げといて死なんやろか...。